2007年07月22日

個人タイムトライアル

ロードレースの場合、他のレースとは違って集団で走ることが重要になります。たくさんの人数で先頭交代ができるほど有利になるので、基本的には違うチームの人達とも集団で走るんですね。

さらに、ゴールから一定の距離に入ると、集団の先頭がゴールしたタイムがその集団に参加していた人達全員のタイムになるというルールがあります。これは、無理して集団の中で順位を変えようとすると事故につながるからですね。

というわけで、「こいつには負けたくない!」と思ったら、その人と同じ集団に入るという戦術が使えます。1位の人が2位の人と同じ集団にいたら、少なくとも2位の人には抜かされないわけです。

ではいったいどこでタイム差がつくのか。ゴールをしたり、チェックポイントを通過するときに1位からもらえるタイムボーナスで差がついたりもしますが、基本的にはタイムトライアルと山岳ステージなのです。

山岳ステージは集団で走ろうにも、山が得意な選手と山が苦手な選手だと同じ集団で走ることができず、山が得意な選手がぐんぐん後続を引き離しやすいわけです。集団がちぎれちゃえば、タイム差がつくわけですね。

タイムトライアル(以下TT)は、個人TTとチームTTとがあるんですが、個人TTの場合は自分一人の力で走らなければなりません。誰かと協力するとかは無し。そしてゴールしたタイムがそのまま加算されます。だから、負けたくない相手にくっついて同じタイムで……ということができないのです。

そんなタイムトライアルが行われたのが昨日の13ステージ。ここでまさかまさかという展開が待っていました。

前日まで1位のラスムッセンは山岳ステージが超得意でTTが苦手。2位のバルベルデは山岳が得意でTTも得意というほどではないけど、苦にしないタイプ。3位のマヨは山岳が得意でTTが苦手。

だからバルベルデがここで1位逆転するかなーと思っていました。

そしたら何と!!
バルベルデは調子があがらず、首位から6分遅れでゴール。マヨも6分遅れでゴールして、この二人が一気に総合争いから脱落することに。

ラスムッセンはまさかまさかの首位から2分ちょっと遅れ。3分前に出発したバルベルデを追い抜いてしまう勢いで、総合1位の座を守りきりました。

2位にはカデル・エヴァンスが。オーストラリア出身のオールラウンダーがTT2位の成績で一気に総合2位。もう少しでラスムッセンを抜くところ。

そしてTT1位はまさかまさかのヴィノクロフ。大怪我をして両膝を15針も縫う怪我からの復活。この日だけで一気に3分以上のタイムを挽回して、総合80位から総合9位にまで復帰しました。すげー

今日からピレネー山脈3連戦です。
そう、自転車でピレネー山脈を登るのです。
今日からの3日(火曜日は休養日だから日・月・水)と、最終日手前のTTしかタイム差がつくステージは残っていません。

ヴィノクロフは「僕らはアタックするよ!」と言っているようです。

果たしてどうなるのかなー


リストの最新のタイムとかを反映させたバージョンはこちら。
TDF2007list_ver6.1.1.xls


posted by むーむー at 12:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ロードレース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。